ごあいさつ
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6/9(日)に私の柔術の先生であり、ホイス・グレイシー柔術アカデミー東京の代表でもある、MAX先生をつくばにお招きし、セミナー形式で指導をしていただきました。
内容は、3部構成で、初めに『ウォーミングアップ』、次にグレイシー柔術の奥義といってもいい『ガンディフェンス』、最後に『ハーフガードの攻防』でした。
『ウォーミングアップ』では、普段クラス内でやっているメニュー+αでした。
普段クラスでやっているメニューに関しては、私自身改めて動作と指導の際の強調ポイントの確認ができました。
+αの部分では、通称「その場エビ」でなんかやりずらいと感じていた部分を、MAX先生の動きを見て修正できました。
トータルで思ったことは、これらの動きを身に付けているほうが、テクニックを正確に身に付けるには必要で、始めたばかりのビギナーだけでなく、中級以上になっても、定期的に見直しをして欲しいということです。
『ガンディフェンス』は、半分私の要望で入れていただきました。
特に日本国内においては、ガンを突き付けられるという状況は、一生に一度もない状況ですが、グレイシー柔術のテクニックの中で個人的に『ガンディフェンス』は好きです。
今回は、ビギナーズカリキュラムに含まれているパターンを含めて、数パーターンの対処をご指導いただきました。
普段のクラスでもそうですが、ここで発生するのが、受け手問題。
受け手の人の力が抜けすぎていると、テクニックはうまく使えませんし、実戦さながらに力が入りすぎても、うまく練習できない場合があります。
これは常に練習時の課題ですが、MAX先生はそういうパートナーを瞬時に見つけ、指摘していました。
指摘するといっても、お前ちゃんとやれ!じゃなく、笑いが起きるような言動で指摘していました。
私自身、インストラクターとして見習うことだと思いました。
最後に『ハーフガードの攻防』をご指導いただきました。
MAX柔術のビギナーズカリキュラムには、ハーフガードは含まれていません。
なぜかというと、気を付けないといけないポイントがいくつもあり、ビギナーにはそれをすべて気を付けるのが難しいから、プラスMAX先生からは、殴りやすい殴られやすいポジションだからと追加の説明がありました。
競技としての柔術だけをやっていては、まったく持てない視点です。
私自身は、特にここ2年ぐらいですが、普段のメンバーさんたちとの競技ルールのスパーリングの中で、この殴りやすいor殴られやすいポジションをすごく意識して動いています。
今までは、たまにしか口にすることはありませんでしたが、これからはもっと口にしていこうと思います。
最後になりましたが、MAX先生、今回も熱いご指導をしていただき、ありがとうございました。
単純にテクニックだけをホイホイ教える一般的なセミナーと違い、エリオ・グレイシーの教えに基づいた考え方まで、教えていただけるセミナーでした。
また、ホイス・グレイシー柔術アカデミー東京のメンバーさんも、おふたり参加していただき、ありがとうございました。
次回はいつになるのか決まっていませんが、定期的に開催していますので、グレイシー柔術に興味のある他の道場の方、道場に所属していない初心者の方なども、ぜひお越しください。